【冷え性改善】背中を鍛えて全身の代謝アップする背筋ヨガ
がんこな冷え性、厚着をしても靴下を重ね履きしても治らない。今年こそは改善したいですよね。
確かに厚着をすると体は温まりますが、冷え性改善にはつながりません。
冷え性改善には体を内側から温める筋肉が必要になります。その筋肉の中で体を温めるのに必要な筋肉が「背中」になります。
なぜ背中なのか。
寒くなると全身が縮こまり背中が丸くなります。
背中が丸くなると全身の血流が悪くなり内臓の動きが悪くなります。
内臓の働きが悪くなると全身への酸素・血流・リンパなどが滞り代謝が悪くなり体が冷えてしまいます。
内臓の働きをよくするためにも、背中が丸くならない背筋を鍛える必要があるのです。
また背中が丸くなると猫背にもなります。冷え性だけでなく肩こりや顔のたるみなど体への悪影響が多くあります。
なぜ背筋が衰えるのでしょうか?
現代は椅子やソファーに座ることが多くなり、背もたれにもたれ背筋を使う機会が減っています。
そのため常日頃、意識しなければ背中が丸くなります。
またスマホの普及により首が前に行く姿勢が増えました。頭に引っ張られ背中が丸くなっています。
さらに手を上に上げる動作が減っていることも背筋の衰えに繋がっています。
両手を上げるとそれに繋がる背筋を使います。
日頃、手を上げる動作が減りスマホを見ればずっと手を下げた状態で、どんどん背中が丸くなり冷え性が悪化しています。
冷え性改善のためにスクワットをしても、座れば背中が丸くなりまた血流が悪くなります。
下半身を鍛えるだけでは冷え性改善にはなりません。
何度も言いますが冷え性改善のためには背中を鍛えることが必須なのです。
実はスクワットよりも背筋ヨガのほうがより体が温まるのが早いです。
背中は代謝アップになる肩甲骨があり、肩甲骨を動かすことでより体が温まり冷え性改善そして瘦せ体質にもなります。
今回は【冷え性改善】効果的に背中を鍛えて全身の代謝アップ 簡単にできて効果抜群の背筋ヨガを紹介します。
冷え性改善のための背中を鍛える背筋ヨガ
肘の曲げ伸ばし
吸いながら両手を上に伸ばし、吐きながら肘を曲げる。10回×3セット
☑おなかを軽く締め、背中が反らないようにする。肩甲骨が上下に動くようにする。
腕を伸ばし肩甲骨を寄せる
両手を伸ばし肩の高さに上げる。吐きながら両腕をうしろに引き肩甲骨を寄せ、吸いながら戻す。10回×3セット
☑首が動かないようにします。また肩をすくめて行わないようにします。
コブラのポーズ
うつ伏せになり足を腰幅に開く。胸の横に手を置きわきをしめる。
吸いながら両手で床を押し肩をうしろに引きながら、上半身を持ち上げる。5呼吸×3セット
☑できるだけ肩を下に落とします。
「コブラのポーズ」の詳しい解説はこちらの記事を参考に↓
背筋を鍛えたい方はこちらの動画を参考に↓
まとめ
今回紹介したポーズはどれも簡単で毎日でも行え効果抜群です。ただやらなければ背中は衰えてしまいます。
背筋を使うと体が温まるのをすぐに感じれます。毎日の習慣に取り入れ冷え性改善を目指しましょう。
また姿勢がよくなることで心も明るくなります。
たくさんの効果がある背筋ヨガを是非お試しください。
兵庫県伊丹市のEarthTreeヨガスタジオ Kei。
兵庫県伊丹市ヨガスタジオEarthTreeヨガ
17年間自衛隊員として働き、現在はヨガインストラクターをしている。三人の娘を出産経験者のママインストラクター。EarthTreeヨガでは自身の経験をもとに産後ヨガ、マタニティヨガ、ベーシックヨガ、体幹トレーニングヨガを行っている。