【簡単】肩こり解消ストレッチ!原因はある場所が硬くなっていたから
ヨガのレッスンを行いたくさんのお客様をみていると、肩こりのひどい方にはある共通点があります。
その肩こりがひどい方の共通点は、意外なある場所が伸ばせなくなっているのです。
それは 「肘」です。
ヨガのクラスで肩こりの方は肘が曲がっています。さらに腕を伸ばすポーズや上げるポーズが多くなるとだんだんと肘が曲がってきます。むしろ肘を伸ばしたくても伸ばせなくなっているのです。
では何故肘が曲がるのでしょうか?
肩こりは肩が凝っていると思われますが、肩から腕が繋がり腕の上部「上腕」も硬くなっているからです。それにより肘が伸ばせなくなります。
「上腕」は肩・肩甲骨に繋がっており、凝り・硬くなると上腕の動きも悪くなります。
肩ばかりほぐし、腕の筋肉が張ったままでは肩こりが解消しません。また肩のストレッチをする際も肘を伸ばさなければ、十分にほぐれません。
肩のマッサージをする際は、上腕もほぐしてあげることで、より肩のスッキリ感を味わえます。
それでは肘を伸ばしたまま行う肩こり解消ストレッチを行いましょう。
肩こり解消ストレッチ
肘を伸ばした肩甲骨ストレッチ
前にならえをするように腕を前に伸ばし、肘を伸ばした状態で徐々に腕を上に上げます。肘が曲がらないところで止めます。
そのまま肩甲骨を前後に10回動かします。耳の横まで腕が上がっている場合は、肩甲骨を上下に10回動かします。
肩甲骨がほぐれ、腕が上がりやすくなるのを実感できます。
肘を伸ばした腕のストレッチ
1.背中で手をつなぎます。手のひらを向かい合わせにつなぎます。
2.つないだ手を徐徐に背中から離します。肘が曲がらないところで止めて5呼吸行います。
3.手を背中に戻し5~10回行います。
これは前に固まった肩甲骨をうしろに寄せる効果があります。肩や肩甲骨が丸くなると肘も曲がります。肩甲骨が後ろに広がることで、肘が伸びやすくなります。
また通常前に向いている腕をうしろ向きにすることで、上腕のストレッチができます。
まとめ
今回紹介したストレッチは椅子に座ったままや、立ったままでも行えるので毎日の習慣に是非取り入れてみてください。
そしてご自身が肘が伸ばせているか日常的にチェックしてください。
兵庫県伊丹市のEarthTreeヨガスタジオKei。
兵庫県伊丹市ヨガスタジオEarthTreeヨガ
17年間自衛隊員として働き、現在はヨガインストラクターをしています。三人の娘を出産経験者のママインストラクターです。EarthTreeヨガでは産後ヨガ、マタニティヨガ、ベーシックヨガ、体幹トレーニングヨガを行っています。