【山のポーズ】正しくとるためのポイントを詳しく解説
まずは質問です。「あなたは正しく立てていますか?」
ヨガに「山のポーズ」があります。このポーズは立位のポーズの基本です。
しかしまっすぐ立つだけのこのポーズが、数あるポーズの中で一番日常に活かせるヨガのポーズです。
基本のポーズですが、奥深く、体のクセがでるため同じポーズがとりづらく、難易度の高いポーズです。
今回は「山のポーズ(ターダーサナ)」の正しいとり方とポイントを紹介します。
「山のポーズ(ターダーサナ)」とり方とポイント
「ターダーサナ」とは
「ターダーサナ」とはサンスクリット語でTadasana ターダーサナと言われています。
Tada とは「山」の意味があります。
「山のポーズ」の効果
2.扁平足改善
3.骨盤の歪み調整
4.姿勢改善
5.疲労回復
6.心身の安定
シンプルなポーズですが、たくさんの効果があります。その効果を発揮するためには、
次のポイントを押さえることが重要になります。
「山のポーズ」やり方
1.足を骨盤幅に開き背筋を伸ばして立つ。肩の力を抜き両腕は体側に下ろす。
2.まっすぐ正面を向き、5呼吸行う。
「山のポーズ」ポイント
「山のポーズ」をとる際のイメージは、下半身を安定し、かつ身長を高く伸ばすようにするようにします。
順を追ってポイントを伝えます。下半身の安定のために足元から注視するといいです。
1:足を骨盤幅に開き、足指でマット(床)をつかむようにし土踏まずを引き上げる。
2:お尻を軽く引き締め下に向けるようにし、骨盤をニュートラルにする。
※女性はお尻がゆるんで骨盤が前傾しやすいので、お尻を引き締めることが重要です。このことで下半身の安定が生まれます。
3:ズボンのチャックを締めるように、下腹部を引き入れる。
4:腰が反らないようにみぞおちを引き入れます。
5:背中を伸ばしながら、鎖骨を広げるイメージで胸を開きます。
6:開いた胸から自然に腕を体側に伸ばします。
7:頭頂部を天井から引っ張られようにし、あごを軽く引く。
8.首・表情をリラックス。
9:ポーズを維持しながら呼吸を続ける
「山のポーズ」練習法
壁を使い練習します。
①壁に背中を向けて立ち、足を軽く開きます。
②壁に仙骨・肩甲骨・後頭部をつけます。
③前項のチェックポイントに注意しながらポーズをとります。
この練習では自分自身の体のクセや左右バランスに気づくことができます。
反り腰の方はお腹がゆるんで、仙骨がずれています。
猫背の方は肩甲骨が少ししかつくことができません。
ヨガを始めるとヨガマットが必要になります。ヨガマットを選ぶ際は、耐久性と滑りにくさを重視しましょう。
マンドゥカのヨガマットは両方を兼ね揃え、多くのヨガインストラクターが使用し絶賛しています。
私も7年と長い間使っていますが、使用感が変わらずに使えています。
「山のポーズ」まとめ
今回は 【山のポーズ】正しいとり方とポイントで安定した姿勢へ を紹介しました。
正しく立つ。まっすぐに立つ。簡単なようで難しく、それを維持することはさらに難しいです。
ヨガを始めるとこの「山のポーズ」が多く出ます。そのたびに姿勢を意識することで日常でも正しい姿勢になります。
一番!日常に活かせるヨガのポーズです。是非毎日実践してください。
また「山のポーズ」では足指を使うことが重要です。
足指の重要性を ヨガの上達には足指が重要!足指の必要性とトレーニング法 こちらの記事にあります。併せてご覧ください。
40代からのヨガ&ダイエット からだクリエイターけいこむ♪ 兵庫県伊丹市ヨガスタジオEarthTreeヨガ
17年間陸上自衛隊員として働き、現在はヨガインストラクター。三人の娘のママインストラクター。EarthTreeヨガスタジオでは産後ヨガ、マタニティヨガ、ベーシックヨガ、体幹トレーニングヨガを行っている。
- ヨガでダイエットはできるのか?とよく聞かれますが私自身が産後10kg増量し、ヨガによりその体重を減らすことができ、妊娠前より足も細くなりヒップアップもできました。
- 体は変われるのです!
- 自衛隊にいた頃
- ヨガは運動習慣がない方、体がかたい方でも簡単にはじめられます。
- またヨガはダイエットだけでなく精神面や生活習慣にもいい影響を与えてくれます。
- 初心者の方のために、ヨガのポーズをわかりやすく解説しその効果を説明します。
みなさまのダイエットの参考にまた、健康的な生活の役に立てればと思います