108回太陽礼拝、108回やりきるための方法

ダウンドッグ1 初心者のためのヨガ

108回太陽礼拝、108回やりきるための方法

はじめまして。兵庫県伊丹市のEarthTreeヨガスタジオ Keiです。
兵庫県伊丹市ヨガスタジオEarthTreeヨガ
17年間自衛隊員として働き、今はヨガインストラクターをしています。私自身は三人の娘を出産経験者のママインストラクターです。EarthTreeヨガでは産後ヨガ、マタニティヨガ、ベーシックヨガ、体幹トレーニングヨガを行っています。

昨年から年末に、108回太陽礼拝を行っています。お客様からの要望により始めました。

今年も108回太陽礼拝を行い参加者全員が途中で挫折することなくやり遂げることが出来ました。そこで、どのようにして全員が108回やりきれたのかをお話いたします。

またヨガ初心者の方やヨガをあまりご存じでない方は、108回太陽礼拝とは何?また108回もできるの?と疑問があると思います。
そこで108回の太陽礼拝とは、そして私が取り入れている108回やりきるための方法をお伝えいたします。

108回太陽礼拝とは

108回太陽礼拝とは、インドの108個ある煩悩を一つずつ消すという由来が主流です。
「煩悩」とは、欲望、怒り、妬み、強欲、愛欲、や愚痴など迷いや苦しみの原因となるわたしたちを悩ませる心の働きを言います。
私たちにはこの煩悩が、生まれながらに「108」個もあるとされています。
ヨガの太陽礼拝では1つの太陽礼拝毎に1つずつ、煩悩が浄化されると考えられいてます。
そのため、年末にその年に溜まった煩悩を消すために108回の太陽礼拝が広まったのです。

ヨガスタジオの多くは年末に108回太陽礼拝を行うことが恒例行事です。

108回やりきるための方法

ただこの108回太陽礼拝、何と108回もあり正直やり切れるかどうかが不安になります。そこで目的を定めることにしました。「108回やりきること!」

この目的を達成するための方法を考えました。

1.自分も一緒に108回行うこと。 こちら

2.飽きないように10回ごとにやり方を変えることこちら

3.50回で休憩を入れることこちら!

4.始めから全力でやらないことこちら!

自分も一緒に108回行うこと

普段のレッスンでは私が前に立ち説明を入れながらお客様とヨガを行いサポートをします。お客様の体に向き合いアライメント(姿勢)を整えるようにします。ただ108回太陽礼拝でこれを行うと、お客様の集中力が切れ士気が下がると考えました。一番の目的は108回やり遂げること。それに専念するには私は歩き回らず目の前で一緒に行うことが重要だと考えました。

形よりもやりきる精神力を上げるほうを優先しました。

昨年も一緒に108回行い、やりきった達成感をお客様と味わえたので終わってから清々しくお話しできました。その経験もあり今年も一緒にやろうと考えました。

ただ自分も108回行うので回数をカウントすることが重要せす。スマホのカウントアプリを使い、前屈のタイミングでカウントすることにしました。

話し続けながらの108回ですので私自身毎日練習をしました。その練習でも煩悩をなくしたように思いました。

10回ごとにやり方を変えること

太陽礼拝は色んな流派の様々なやり方があります。私のヨガのスタイルはは決まった流派がないです。そこで10回ごとに太陽礼拝のやり方を変えました。

始めの10回はハーフ太陽礼拝で膝をつきプランクポーズをなくし足を強めることから始めました。

次の10回で両膝をついたプランクポーズを入れ、次の10回では立位で背中を反り背中を強化します。このように10回ごとにバリエーションをいれることで気持ちの切り替えができ10回が早く感じます。

10回のバリエーションを考えながら私自身の練習をするのでいつも以上に集中でき、ここでも煩悩が取れたようなスッキリした感じになりました。

50回で休憩を入れること

108回を始めると30回目くらいに精神的なピークが訪れます。

「あと78回、半分にも達していないのか・・・」と。

そこで、50回で一度休憩を挟み、心と体の大きなリセットをします。休憩といっても座ることはせずに少しの雑談と水分補給をします。お客様にも事前に50回で休憩をとることを伝えておきます。まずは50回の目標から達成すればいいので精神的に楽になります。

そしてリセットをすることで再びやる気が戻り残りの58回を新たな気持ちで行うことができます。

一番の目的は108回やり遂げること。

休憩を挟むなんて・・・と真面目に考えすぎるとかえってやり遂げれなくなります。

始めから全力でやらないこと

私が本番前に何度も練習する中で、筋肉痛により体の動きが悪くなり軽い腰痛になりました。
その経験から始めから飛ばしすぎないように注意点を伝えました。

1.前屈の際、膝を曲げること
どんなに身体が柔らかくても何度も前屈、ダウンドッグを行いもも裏が筋肉痛になりますもも裏が筋肉痛になると膝が曲げづらく腰が痛くなりやすくなります。また姿勢が悪くなります。膝を伸ばすのは半分を過ぎてからでも十分です。

2.背中を反らせすぎないこと
太陽礼拝では背中を逸らすアップドッグや立って手を上げるときに背中を反らせます。これも50回までは反らせすぎないように。何回も行うので腰を痛める原因になります。

3.張り切りすぎない
意気込んで力が入ると余計な筋力を使います。そうすると疲労がたまるのが早くなり108回を迎える前に疲れ切ってしまいます。始めは準備体操のつもりで気楽に始めるといいです。

以上が私がお客様と108回やりきるための方法です。

今年も残りわずかです。108回太陽礼拝を行い1年の煩悩を取り除いてはいかがでしょうか。また108回やり遂げるための方法 topを是非参考にしてください。

ヨガの基本 腹式呼吸のやり方

初心者にも!簡単な太陽礼拝 #はじめてのヨガ #earthtreeヨガ #脂肪燃焼
インストラクター : Keiヨガ講師。元陸上自衛官。3人の娘の母。激務と育児、家事の中、マタニティヨガに出会い、ヨガに魅了されて17年間勤めた陸上自衛隊を退職、RYT200を取得し、インストラクターに。接骨院でのヨガや、体幹トレーニングのレ...