首のこりは自律神経の乱れだった!その原因と改善のための方法
今週のレッスンでは首の凝りに悩む方が多くいらっしゃいました。
仕事中は冷房のきいた部屋で過ごすこともあり、知らぬ間に体が冷えている場合が多いです。
体の冷えは首に表れ首のこりとしても出てきます。
また夏場は外気温が高く冷房との気温差で自律神経が乱れやすいです。
首のこりの原因
自律神経は加齢により低下します。また交感神経よりも、副交感神経がより低下してしまうので、体がリラックスできず疲れが取れず寝つきが悪く夜中に何度も目覚めてしまいます。
首のこりも副交感神経が高まらないことによる脳の疲れや冷えと関係しています。
副交感神経は修復・休息・リラックスの神経です。
日中にたまった疲れやストレスを睡眠中に副交感神経により修復します。この副交感神経の機能が低下することで慢性的な疲れや自律神経の乱れ、冷え性などにつながります。
自律神経は温度差にも大きく影響しますので夏場は特に自律神経が乱れやすくなります。
しかし加齢による副交感神経の低下は戻すことができないません。
えっつ!!じゃあどうしたらいいの?
日中にストレスを解消したり疲労回復のための行動(運動など)を積極的に行うことで一日の疲れを軽減することができます。
日中に取り入れたい副交感神経を高める行動
自律神経は呼吸により整えることができます
☑昼休みに3~5分間腹式呼吸をする
☑ヨガやストレッチで体を動かす
☑ノンカフェインの飲み物をゆっくり味わって飲む
目的はリラックスすること(副交感神経を高める)です。
副交感神経を高めるには深い呼吸でリラックスすることです。日中時間を決めてこれらを積極的に行ってください。目を閉じてゆったり音楽を聴くのもいいですね。
早い動作やカフェインそしてスマホは交感神経を高めるので避けます。
朝のアプローチはこちら
私は日中や夜のリラックスタイムにはハーブティーを飲んでいます。「enherb(エンハーブ)」のハーブティーはとにかく美味しく、効果が高く寝つきがとてもいいので助けられています。もう2年は飲み続けています。一度試してみてください。
ヨガで副交感神経を高める
今週お客様で多かった首のこりは自律神経の乱れによるものが多かったです。
レッスンでは前半にじっくりと身体をほぐすようにし、肩甲骨を動かすポーズで血流をよくしました。また体全体を温めるために腹筋を強くするポーズも取り入れました。
後半に向けて全身運動のように体を前後にゆらしたり。背骨を刺激することで自律神経にもアプローチしました。
首のこりはいきなり首をほぐすのではなく、首周辺の肩甲骨や背骨をほぐすことでこりが和らいできます。
「肩立ちのポーズ」 ヨガ初心者の方もとれました!
少しのコツでとれるようになるのですがそれは後日お伝えします。
首のこりは自律神経の乱れと関係するので、深い呼吸を行うヨガは大きな効果を発揮します。
ご自宅でヨガを取り込む際は夜にゆっくりしたヨガを行うことがおススメです。
ヨガをする時は外界に向かっていた意識を自分自身に向け長い呼吸をしながら体をじっくりと伸ばします。
体中に酸素をめぐらすようにすることで徐々に呼吸が深くなり副交感神経が高まります。
交感神経が高ぶっている方は動作が速くなっています。ポーズを長くキープし呼吸が深くなるようにします。呼吸が深くなることは副交感神経が高まる目安になります。そしてゆっくりした動作でヨガを行います。
昼に職場や自宅でヨガやストレッチをする際は、一つのポーズを長くするようにしてください。
首のこりがひどいときはこちらの動画を参考にしてください。
最後に
今回は 首のこりは自律神経の乱れだった。首のこりの原因と改善のための方法 をお伝えしました。
☑首のこりの原因
☑日中に取り入れたい副交感神経を高める行動
☑ヨガで副交感神経を高める
暑い日が続きますが自律神経を意識しながら日々を過ごし、この夏を快適に過ごしましょう。
兵庫県伊丹市のEarthTreeヨガスタジオ Kei。
2018年に兵庫県伊丹市でヨガスタジオ 「EarthTreeヨガ」を始める。
17年間自衛隊員として働き、自衛隊での経験で得たメンタルと体力 今はヨガインストラクターをしています。三人の娘を出産経験者のママインストラクター。EarthTreeヨガでは産後ヨガ、マタニティヨガ、ベーシックヨガ、体幹トレーニングヨガを行っている。