下半身のたまった疲れや骨盤矯正に骨盤ほぐし

足を前に出した合せき前屈 初心者のためのヨガ

下半身のたまった疲れや骨盤矯正に骨盤ほぐし

 

座りっぱなしや、立ちっぱなしなど同じ姿勢を長時間していると気づかない間にも腰周り、骨盤周辺が疲れてきます。

また骨盤が歪んでいると腰が疲れ、片側に負荷がかかるため、余計に歪んでいきます。

骨盤は上半身と下半身をつなぐ場所なので、とても大きな関節であり骨です。そこにはたくさんの脂肪や筋肉、筋、血管があります。

なので、疲労がたまりやすく、身体の不調がおこりやすいです。では、姿勢によりどのような不調が起こるのかみていきましょう。

座ったままの姿勢

座ったままの姿勢で長時間いると、骨盤全体また特に骨盤の後ろ側に負荷がかかり続けています。

骨盤が後ろに引っ張られ、背中が丸くなり肩が前になるので、肩こりにもなります。

同時にお尻にも負荷がかかった状態です。それにより腰痛を引き起こしたりします

 

立った状態

立つ姿勢を維持するために、骨盤全体に負荷がかかっています。

立ちっぱなしで、腰が反れていると、腰に圧がかかり腰が痛くなります

腰が丸くなって立っていると、骨盤の後ろ側に負荷がかかります。

もちろん長時間立つことで、どちらかに体重が偏り、お尻の横が張り痛くなり、腰痛を引き起こします。

下半身である足がだるくなり、血行が悪くなりむくんだりもします。

骨盤が歪んでいる

骨盤が歪んでいると腰回りが疲れ、片側に負荷がかかるため、余計に歪んでいきます。

そして、骨盤が傾いたり、開いたりと、骨盤の不具合が起きていきます。

骨盤調整については、こちらのブログで詳しく解説していますので、参考にしてください。

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骨盤ほぐしの効果

骨盤周りをほぐすことで、下半身の疲れがとれ血行が良くなり、身体が軽くなります。

むくみの改善にもつながり、腰痛も緩和されるでしょう。

骨盤矯正にもこの骨盤周りをほぐしたほうがいいです。

 

今から紹介する骨盤ほぐしのワークは、仕事から帰ってきたり、テレワークの昼休みにまた、寝る前におすすめです。

そして骨盤ほぐしでは、リラックスを重要視したいので、ゆっくりとした腹式呼吸で行いましょう。

それでは、ポーズを紹介します。

骨盤ほぐし

骨盤を前後に倒す

あぐらや正座で座り、骨盤を前後に倒します。

肩の力を抜き、骨盤に意識を持っていきます。

吐いて骨盤を後ろに倒します。

骨盤を後ろに倒す

吸いながら骨盤を前に倒しましょう。

骨盤を前に倒す

効果:凝り固まった骨盤周りの筋肉をほぐします

足を前に出した合せきの前屈

ひざを開き足裏を合わせ、かかとを身体から手のひら2枚分前に出します。

背中を丸め、吐きながら身体を前に倒します。

骨盤周りに自重をかけましょう。

足を前に出した合せき前屈

効果 自重をかけることにより、骨盤まわりが伸び、疲労が取れます。

すねを重ねた前屈

膝を曲げ、右のすねをマットの辺と平行にします。そのすねの上に左のすねを重ねます。

身体とすねの間に正三角形ができるように。

背中を丸め身体を倒します。おしりに自重をかけましょう。

すねを重ねた前屈

反対側も同様に行います。

効果 お尻周りにたまった疲労をとり、左右の傾きが取れ、骨盤矯正につながります。

足全体を回す

左足を前に伸ばし、右ひざを曲げ、右のかかとと膝を持ちます。

足の付け根から大きく足を回しましょう。

身体が前に倒れながらでも大丈夫です。

足を回す

反対側も同様に行います。

効果 凝り固まった足の付け根をほぐし、骨盤周りや足の血行が良くなります。

片足を伸ばしたねじりのポーズ

左足を伸ばし、右膝を立て、右の足裏を左ひざの横に置きます。

左手で右膝を抱え、右へねじります。左手はお尻の後ろぐらいに。

太ももとおなかを近づけ、出来るだけ右膝を起こします。

お尻の伸びを感じましょう。

片足を伸ばしたねじりのポーズ

反対側も同様に行います。

効果 お尻周りや足の付け根の外側さらには、背中を伸ばし、固まった骨盤の上のほうをほぐします。

合せき前屈のポーズ

膝を外側に開き、足裏を合わせます。

かかとを身体に近づけ、手を組み足先に置き前屈をします。

足の付け根に自重をかけましょう。

合せき前屈

効果 足の付け根に刺激がかかることで、リンパが刺激され血行が良くなりむくみの改善につながります。

チャイルドポーズ

正座になり上半身を前に倒します。かかとの上にお尻を乗せましょう。

両手は、伸ばしても、おでこの上で重ねてもいいです。

身体が沈むのを感じましょう。

チャイルドポーズ

効果 腰が落ちることにより背中が伸び、姿勢の矯正。膝を曲げることで足の血行が良くなります。

チャイルドポーズの効果は絶大!
チャイルドポーズ はじめまして。兵庫県伊丹市のEarthTreeヨガスタジオ Keiです。 兵庫県伊丹市ヨガスタジオEarthTreeヨガ 17年間自衛隊員として働き、今はヨガインストラクターをしています。 私自身は三人の娘を出産経験者のマ...

上半身を倒した鳩のポーズ

右膝を曲げながら前に出します。右のすねを左に開き、左足の付け根に右のかかとを置きます。

出来るだけ左足を後ろに伸ばします。

上半身を倒し、両手はおでこの下で重ねます。

右足に自重がにかかります。

鳩のポーズ

反対側も同様に行います。

効果 骨盤周りや下に置いた足に自重がかかりほぐされます。それにより筋肉の緊張が取れ、骨盤矯正になります。

まとめ

骨盤周りはとても疲れのたまりやすい場所です。ここに紹介したポーズをどれか一つでも毎日行い、身体をいたわるようにほぐしましょう。

そしてほぐされた後の身体の快適さを感じてください。

今回も動画を紹介しますので、日々の身体のほぐしにご活用ください。

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