ヨガのポーズをきれいにとる基本のアライメント 戦士のポーズ2

戦士のポーズ2 初心者のためのヨガ

ヨガのポーズをきれいにとるコツを教えます 戦士のポーズ2

はじめまして。ヨガをはじめて19年、2017年から自身のスタジオ earthtreeヨガhttp://earthtree4.webcrow.jp/ でインストラクターをしています。三人の娘を育てながら、日々熱心にヨガをし子育てをする私が、ヨガ初心者や産後の方に向けて、ヨガのポーズの解説や体の改善のためのヨガを丁寧に解説しています。

ヨガを始めたきっかけはマタニティヨガでした。

今回はヨガを始めたけれどインストラクターのようになかなかキレイにポーズが取れない。
そんなお悩みをまずは「戦士のポーズ2」から解決していきます。

ヨガにはアライメントと言って「身体を正しく快適な位置に持ってくる」というのがあります。どんなに心地よくヨガを行っていても、アライメントが正しくなければそのポーズの効果が半減してしまいます。そこでインストラクターは、「骨盤を床と平行に~」、「お尻のお肉を出して~」、とレッスン中に伝えています。それがアライメントになります。アライメントはそれぞれの骨格によって快適な位置が変わってきますが、今回は基本をお伝えしますのでご自身の身体に無理のない範囲で行ってください。

今回の「戦士のポーズ2」。ヨガでは代表的な、そして必ずと言っていいほど出てきます。このポーズがきれいにとれ、そして基本のアライメント(体の位置)をが取れるようになることで他のポーズもきれいにとりやすくなります。

まずはやりがちなポーズ。

前のめり戦士のポーズ2

身体が前のめりになってしまっています。ポーズをとりたい気持ちがとても前に出ています。

次に正しいアライメントの「戦士のポーズ2」

戦士のポーズ2

上半身が床と垂直な位置で、下半身が安定し上半身がのびやかに見えます。

 

きれいにとる基本のアライメント(体の位置)を順に説明します。

戦士のポーズ2 アライメント

足を広げる

右足をマットの前の真ん中につま先を前に向けておきます。左足を後ろに引きマットの短い方と平行にします。
右足のかかとの延長線上に左足の土踏まずがくるようにし、足幅は手を広げた手首の下に足首がくる位置です。

初心者や柔軟性が高まっていない場合は後ろ足のつま先を少し内側に向けます。そうすることで左の骨盤が少し前に出て骨盤に対して足の位置が適正になり足を強く使うことができます。

骨盤の位置 最重要!!

「戦士のポーズ2」アライメントは骨盤が床と垂直です。それが難しい!!

後ろ足になる左足の外側の付け根に手を置きます。その付け根を押しながらゆっくりと右膝を曲げていきます。
左ひざを伸ばしを足裏で強くマットを押します。左足が強く伸びることで骨盤が立ち床と垂直になりやすくなります。お腹を引き締めお尻を床に向けましょう。

足の付け根を押す

はじめは後ろ足の膝が伸びづらいかもしれません。その場合は、膝を伸ばすことよりも少し膝が曲がってもいいので、足の付け根が入りお尻が下を向き骨盤が床と垂直になることを重視します。

両手を広げる

両手を肩の高さに広げます。この時に前重心にならないように左足を意識します。肩を下に落とし両手は楽に伸ばします。

首の力を抜きながら顔を右に向け右手の中指を見つめます。

両手を広げるときに胸が張り背中が反らないように、上半身はリラックスします。

骨盤の上に上半身が乗っているイメージで、のびやかに手を広げます。

チェック

ポーズが取れたら、ご自身の体をチェックしましょう。

1.骨盤が床と垂直で後ろ足は強く伸ばせているか

2.上半身は前に倒れていないか

3.上半身に力が入り背中が反っていないか

4.肩があがっていないか。

 

戦士のポーズ2

きれいにとるための基本のアライメント

今回の重要なコツは後ろ足の付け根を押すことです。

立ちポーズは力強いイメージが多くあります。そのイメージでポーズを行うと気持ちが前に出て前足に力が入りすぎてしまいます。しかし重要なのは後ろ足です。

今回の「戦士のポーズ2」では後ろ足の付け根を押すことで足を力強く安定させます。また基本のアライメント、骨盤を床と垂直に立たせやすくもなります。

下半身が安定することで上半身にゆとりができ、のびやかで無理のないポーズをとれます。

初心者の方は気持ちが前に出やすく前重心になりがちです。この「戦士のポーズ2」で下半身を強くし他のポーズにもつなげてみてください。

 

これからもヨガのポーズを紹介していきます。ご自身のヨガの練習に参考になると幸いです。

また動画もありますので参考にしてください。

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