ご近所トラブルで自分の余計な部分がなくなった
「その人はその人。」
生き方や考え方は人それぞれ。
私の近所には車いすの方が住んでいるのですが、精神疾患によりうちの家族に暴言を吐いたり物を投げたりします。相手をしなければ玄関のドアを叩くという暴挙もありました。
その話をすると怖がる方もいますが、うちの家族たちは慣れてます。対処を心得ました。
はじめは仲良く話していたのですが、突如として一変し、季節的に不安定な日は嫌な絡みをします。絡みは10分以上続くこともありました。
最近は勉強し、インターホン越しに「私は今忙しいです」やはっきりと「何の用ですか?」と話をしないようにします。近所で見かけたら会わないように他の道を選びます。
車いすで精神的に不安定なのに…もっと優しく接したらと思われるかもしれませが。それは同情の心があるからかも。同情という名の偽善です。と今は言い切れるようになれました。
たとえ車いすでの生活でも、精神疾患があっても、いち人として接した場合に他人に突然暴言を吐くのは、避ける人です。危険もはらんでいます。
例えば白杖を持ち歩いている方がいて、いきなり話しかけはしませんよね。もしも危ない方向へ行きそうになったら声をかけますが。
その時も慎重に話しかけないと相手にとっては全くの他人。驚きます。ただただ冷静にスマートに危険なことを伝えたほうがいいかと。
いい人ぶる心は余計なお世話になる可能性もあります。
その人はその人の生き方があって、それが普通として過ごしている。それを唐突に邪魔したり、ましてや同情の目で見るのは違う。
人にはそれぞれ生活スタイルや性格があるから、それを急に指摘されたり、乱されるのはいい気がしない。それと同じように、どんな人とでもフラットに付き合うことはとても重要なことだと学びました。
私は近所の車いすの方と話すときに調子に乗っていたんだと思います。優しいでしょう自分、みたいに。情けない話です。フラットに見ていないから、今のこの状況になっているのだとも思いました。
それから学びました。バカみたいな「優しいでしょ私」を消去する。まさに余計な自分がなくなった。
性格的に相手に寄り添いすぎ、優しさが美学だと思っていた。それにより要らぬ悩みが増えることもあった。
ご近所トラブルによって、一気に性格が変化した。不用意に近づきすぎたり、同調しすぎない。人と接するときもできるだけフラットに。深入りせずに余計な話をしないようにもなりました。
ただ冗談は好きだから冗談は言ったりしますが、それまでにとどめるようになった。だから会話が楽になり、本当に興味があることに注意を向けれるようにもなった。
私は私の生活を大事にする。生活に支障をきたす悩みを自ら増やさない。
家族やお客様のことを考え悩むほうがずっと将来的だ。
それから何だか気楽になった。仕事や家族と過ごすことがより楽しくなり、生活もシンプルになった。
ご近所トラブルははっきり言って面倒だ。でもそれから学び、自分が変われたことに気づいたのは驚きだ。
あまりにもストレスがたまったときはハーブティーを飲んで心を落ち着けるようにしています。ハーブティーは私にとって心をフラットにしてくれるものです。
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寒い日が続くのでお体ご自愛下さい。
兵庫県伊丹市のEarthTreeヨガスタジオ Kei。
兵庫県伊丹市ヨガスタジオEarthTreeヨガ
17年間自衛隊員として働き、現在はヨガインストラクターをしている。三人の娘を出産経験者のママインストラクター。EarthTreeヨガでは自身の経験をもとに産後ヨガ、マタニティヨガ、ベーシックヨガ、体幹トレーニングヨガを行っている。