マタニティヨガの効果5選【3人出産したヨガインストラクターが解説】

マタニティヨガのシャバーサナ マタニティヨガ

マタニティヨガの効果5選【三人出産のヨガインストラクターが解説】

 

はじめまして。兵庫県伊丹市のEarthTreeヨガスタジオ Keiです。
兵庫県伊丹市ヨガスタジオEarthTreeヨガ
17年間自衛隊員として働き、今はヨガインストラクターをしています。私自身は三人の娘を出産経験者のママインストラクターです。EarthTreeヨガでは産後ヨガ、マタニティヨガ、ベーシックヨガ、体幹トレーニングヨガを行っています。

私がヨガと出会ったのは長女を妊娠した19年前になります。

自衛官として体は動かしていたのですが、初めての妊娠で知らず知らずのうちに心と体がこわばり、腰痛になりました。またストレスがたまっているのもあり、何か体を整えるものがないか探していたところ、マタニティヨガに行きつきました。

そして自分自身のマタニティヨガの経験から効果を感じ、スタジオを始める際にもマタニティヨガは必須になりました。

マタニティヨガのレッスンで大事なこと【伊丹市のヨガスタジオ】

マタニティヨガの効果

マタニティヨガって本当に効果があるの?

と疑問に思ったり、運動してもいいの?と思う方もたくさんいると思います。

私も一人目の時にはどこまで体を動かしていいのかもわからず生活していました。

マタニティヨガでは呼吸法から入り、ゆっくりとしたポーズから徐々に体を動かします。立ったポーズもありますし、マタニティの太陽礼拝もあります。思った以上に出来るポーズがあります。ただお腹が張ったり、立ち眩みがする場合はお休みしましょう。

ストレス解消

私はこれに一番の効果を感じました。

妊娠中は出産するまで不安を抱えています。何度妊娠を経験しても不安は取れないものです。

どんなに優しい人が周りにいても、赤ちゃんがお腹にいるということでストレスがたまります。ストレスがあることは自然なことなのです。

マタニティヨガでは呼吸法から始まるのですが、その呼吸も赤ちゃんに酸素が届くようにイメージしながら呼吸をします。

ポーズの最中もお腹にいる赤ちゃんを意識し、それと同時に自分自身の体に集中します。そうすることで妊娠していることへの不安が徐々に薄れていきます。またヨガの最中は集中していることもあり不安を忘れさせてくれます。

ヨガの最後にシャバーサナで10分ほど体を休めます。妊娠中は夜中に目覚めたり寝つきが悪くなったりしますが、このシャバーサナでは何とも言い難い体と心のリラックス感を味わえ、疲労感やストレスが軽減されます。

マタニティヨガのシャバーサナ

骨盤矯正

妊娠中は「リラキシン」というホルモンが出ており、主に妊娠中に分泌量が増え、関節や靭帯を緩める作用があります。リラキシンにより産道周辺の関節や靭帯が緩まって、分娩時に赤ちゃんがスムーズに出てこられるようになります。

リラキシンにより子宮が膨らむことで骨盤周りが不安定になります。そのため大きくなるお腹を支えるために反り腰になります。

リラキシンだけでなくとも妊娠前よりも体重が増加し、お尻や太ももが太くなりやすくなります。それにより骨盤が不安定になります。

ヨガでは骨盤矯正のポーズが多々出てきます。マタニティヨガの骨盤矯正のポーズでは主に骨盤の横側、後ろ側を行います。お腹を圧迫することはないので安心して行えます。

また全身を動かすことで巡りがよくなり骨盤周りの疲労回復効果があります。

骨盤周りを意識したヨガのポーズを行うことで、お尻が鍛えられお腹を支える骨盤周りの筋肉がつきます。妊娠中からヨガをすることで、産後の体型を戻すこともしやすくなります。

橋のポーズ 腹式呼吸

「テーブルのポーズ」妊娠中でも行える骨盤矯正のポーズ

腰痛改善

お腹が大きくなると反り腰になります。反り腰になることで腰に負担がかかり腰痛になります。また反り腰でなくてもお腹を支えているのでいつもよりも体に負荷がかかり腰に疲労がたまり腰痛になります。

また、骨盤の不安定さによる腰痛にも悩まされます。

私も腰痛に悩まされました

妊娠してから体を動かさないことで実は腰痛が治らない場合があります。体を動かさなければ血流が滞り、凝った部分や疲労している部分は余計に滞ってしまいます。また同じ姿勢で長時間過ごすことは体の癖が出やすく疲労を感じやすくなります。

出産には体力が必要です。家の中でもできるヨガで少しずつ体を動かし、体力をつけ出産に備えておくといいです。

ヨガで全身を動かし血流の巡りをよくすることで疲労回復効果があります。また、前項のように骨盤矯正のポーズをすることで反り腰が解消し腰痛が改善されます。
ヨガをし、体力をつけておくことで出産時の自信にもつながります。

肩こり解消

妊娠中はストレスや腰痛の他にも肩こりにも悩まさます

ストレスがあると呼吸が浅くなり胸での呼吸になります。そうすると交感神経が優位になり体が常に緊張状態になります。

また仕事している方も多く妊娠中に仕事もすることから余計に交感神経が優位になります。交感神経が優位になることで、肩が上がり首が縮まり肩こりになります。

ヨガでは始めにゆっくりとした動きで肩や腕を動かします。全身を動かすポーズでも腕を伸ばすことで肩・肩甲骨周りの巡りがよくなり肩こり改善につながります。

また、腹式呼吸をすることで、副交感神経が高まり心と体がリラックス肩が下がり肩こり改善につながります。

両手を組んで上に伸ばす
「両手を組んで上に伸ばす」:両肘を伸ばすことでさらに肩が上がります

陣痛に備える呼吸法

陣痛が耐えられるか不安・・・

マタニティヨガのレッスンでも皆さん話されます。

私は三人目の出産でも不安でした。

陣痛は痛い。そう何度も見聞きしたと思います。確かに痛いのですが、不思議なことに終わってしまうと忘れてしまいます。その痛みを思い出せないくらい。

机の角で足の小指を打つことは想像がつくのに不思議です。

ただ、陣痛時に呼吸が出来ていないと途中で酸欠になります。陣痛時は急激にお腹が張ります。痛さで息を吸い込むのですが、忘れずに息を吐くようにします。ただ、いきなりは難しい場合もあるのでヨガで陣痛時の呼吸法を練習しておくことができます。

マタニティヨガでは陣痛時の呼吸法を丁寧に行います。ヨガで何度も呼吸法の練習をすることで、陣痛に備えられるメンタルが備わります。

私のマタニティヨガのクラスでも分娩台に乗った時を想像しながら呼吸法を行っています。呼吸と骨盤の動きを合わせて行うことでさらにイメージが膨らみます。

最後に

まとめ

今回は マタニティヨガの効果5選【三人出産のヨガインストラクターが解説】 をお伝えしました。
妊娠中の不安がある中で、少しでもマタニティヨガを始めようか迷っている方の参考になれば幸いです。
妊娠中に体を動かすことに不安がある方も多いと思います。ヨガは部屋の中でマット1枚分で気軽に取り組めます。特に難しい動きもありません。
また現在マタニティヨガをされている方も参考にしながらヨガを行ってみてください。効果が分かってヨガをすることでさらにヨガに集中することができます。
しかしお腹が張っている場合はしっかりと休養し体を休めてください。

妊娠中におすすめのサプリメント

妊娠中は赤ちゃんに栄養を取られるともよく言われています。貧血になる方も多くいらっしゃいます。食事だけでは栄養を補えなかったり、つわりで思うように食事がとれない場合もあります。そんな時はサプリに頼るのもおススメです。気軽に摂れ栄養が摂れるので自分自身も安心します。
こちらがおススメのサプリです。↓よろしければお試しください。



マタニティヨガの動画

マタニティヨガの動画がありますので参考にしてください。

マタニティヨガ 座ったままで 肩 手首 呼吸法
ブログでも詳しく解説しています。インストラクター : Keiヨガ講師。元陸上自衛官。3人の娘の母。激務と育児、家事の中、マタニティヨガに出会い、ヨガに魅了されて17年間勤め...