ヨガの王道 木のポーズでバランス力をつけて、精神集中

木のポーズ完成 初心者のためのヨガ

ヨガの王道 木のポーズでバランス力をつけて、精神集中

はじめまして。兵庫県伊丹市のEarthTreeヨガスタジオ Keiです。
兵庫県伊丹市ヨガスタジオEarthTreeヨガ
17年間自衛隊員として働き、今はヨガインストラクターをしています。私自身は三人の娘を出産経験者のママインストラクターです。EarthTreeヨガでは産後ヨガ、マタニティヨガ、ベーシックヨガ、体幹トレーニングヨガを行っています。

ヨガといえば、木のポーズ!CMや、雑誌などのメディアでヨガを紹介する際によく使われていますね。また、バランスのポーズでもよく取り入れられています。

私もイベントでヨガをする際にこのポーズを入れるように要望されます。

人気のポーズですね。

木のポーズ完成

その人気の理由を考えてみた...

1.片足で立っているので、少し高度に見える

2.ポーズの名前とポーズが一致しているので取り入れやすい。

3.落ち着いた印象を与えるから、心に効くと印象づけられる。

4.きれいなポーズでは、膝が開き股関節が柔軟で、高度なポーズに見える。

5.チャレンジしやすそうに見える。

この考察を一つづつ解説します。

1.片足で立っているので、少し高度に見える

片足で立ち、手を上げている、ふらつきもなければ達人のように見えます。

筋肉としては、片足で支えることで、脚の筋肉、体幹部の筋肉を使います。

支えている脚のふくらはぎ、ふともも、お尻、忘れてならないのが、足裏と足の指!!

手を上げる際に、体幹部分の腹筋や背筋も使っています。

ふらつきの原因を自分の身体と対峙してみるのも面白いです。

2.ポーズの名前とポーズが一致している。

ヨガって、コブラのポーズに魚の王のポーズやら・・・よくわからない名前がたくさんあります。

ヨガ始めた頃の私には、この「木のポーズ」はわかりやすかったです。木っぽい!!絵でも描けそうですね。

片足がどっしりとして安定した下半身にのびのびした上半身。どっしりとした下半身は根っこを、のびのびした上半身は太陽に向かって伸びる幹や枝葉にイメージできます。

イメージをしながらポーズを行うと集中できるのでポーズの安定につながります。

3.落ち着いた印象を与えるから、心に効くと印象づけられる。

このポーズでは、目線を安定させることが大事です。

バランスのポーズでは、目線を一点に集中することで、安定してポーズをキープすることができます。

集中することは、ポーズ以外のことを考えず邪念がなくなります。

ストレスが溜まっていたり、興奮しているときに、この「木のポーズ」をすることで集中し、心が安定するので、

ストレスの緩和につながり、興奮した心を落ち着けます。

4.きれいなポーズでは、膝が開き股関節が柔軟で、高度なポーズに見える。

完成形のポーズでは、骨盤が正面を向き、そこから膝が横を向いています。

膝を横に向けるには、股関節の柔軟性がいります。

股関節がまだかための場合は、骨盤は正面に、膝を斜め前にしましょう。

5.チャレンジしやすそうに見える。

基本は片足で立つポーズなので、チャレンジしやすいです。

少しのコツで、この「木のポーズ」にチャレンジすることができます。

あまりにもふらつく場合は、体幹をととのえる、かかと上げを行うといいです。

 

 

つらつらと書きましたが、とてもチャレンジしやすく、気持ちのいいまさに王道のポーズです。

 

それでは 「木のポーズ」 やってみましょう。

1.顔は正面を向き、足裏を床に根付かせるように吸い込まれるように立ちます。

足指に力を入れます。そして、下半身の安定を感じます。

タダーサナ

2.右手で右足首をつかみ、右足裏を左内ももに当てます。

木のポーズ足を上げる

ふらつく場合は、つま先を床につけかかとを足首に置きます。

木のポーズ足首

または、足裏をふくらはぎに当てます。

木のポーズふくらはぎに

3.両手を腰に置き、目線を一点に集中し呼吸を安定します。

木のポーズ腰に手

 

4.胸の前で合掌し、呼吸を続けます。

木のポーズ胸の前で合掌

5.息を吸いながら両腕を天井にむかって伸ばします。

木のポーズ完成

6.目線を集中し3呼吸します。

7.ゆっくりと腕と脚を下ろします。

足を入れ替えて同様に行います。

焦らない!急いでこのポーズをすると、バランスが崩れます。
腰を反らせない。立った時にお尻を引き入れて、骨盤を安定させます。
反ったまま行うと腰痛につながります。
目線を安定させます。目線がずれることで、バランスが崩れてしまいます。
太陽に向かっていく木のイメージを持って行いましょう。
こんかいもYouTubeでやり方を順序立てて行っていますので、参考にしてみてください。